フィブリノゲン製剤の投与を受けた可能性のある患者様へ
フィブリノゲン製剤は、人の血液の成分を原料とした医薬品の一種で、かつては大量出血時の止血等の目的で、特に昭和63年6月以前は多くの医療機関で用いられていました(昭和63年7月以降、フィブリノゲン製剤は、基本的に「やむを得ない場合に必要最小限量を使用すること」とされたため、その当時、フィブリノゲン製剤の原料に混入した肝炎ウイルスを不活性化するための技術が十分でなかったことから、平成6年以前に同製剤を投与された方々は、肝炎ウイルスに感染している可能性が一般の方より高いと考えられ、早期の検査受診を勧めるため、12月9日に厚生労働省が納入医療機関(全国で6,936施設、県内で120施設、市内で廃院を含む6施設)を公表したものです。
市立大洲病院においても、納入業者の報告によると昭和55年から平成4年の間、7年間に計46本のフィブリノゲン製剤が納入されており、出産時や外科手術時の多量出血時に使用されたと思われますので、同製剤を投与された可能性があると思われる方は、C型肝炎ウイルス検査をお勧めします。
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