市立大洲病院情報システム構築業務プロポーザル実施要領
当院における医療の質や患者サービスの向上を図り、効率的な病院経営の実現を図るため、オーダリングシステムをはじめとする病院情報システム構築するにあたり、技術力や想像力ならびに問題解決力に優れた実施事業者をプロポーザル方式によって選出するために必要な事項を定める。
また、必要な保守管理業務(5年間)一式の事業者の選定も併せて行うものである。
1プロポーザルの概要
(1) プロポーザルの名称
市立大洲病院情報システム構築業務プロポーザル
(2) 業務の内容
医療の質や患者サービスの向上を図り、効率的な病院経営を実現するため、オーダリングシステムをはじめとする病院情報システム(以下「システム」という。)の構築を行う。
ア システムの稼働に必要なソフトウェア及びハードウェアの納入
イ システムの稼働に必要な院内LANの設計及び施工
ウ システム納入に必要なスケジュール等の点検
エ システムの運用に必要な病院職員の研修の実施及び使用マニュアルの作成
オ 既存データの移行
カ 既存機器との連携
キ 本格運用までの支援
ク 必要な保守管理業務(5年間)
詳細は、「仕様書」(別紙1)のとおり。
(4) 業務期間
契約の日から 平成26年3月31日まで
保守管理業務
本稼働の日から5年間
(5) 業務場所
市立大洲病院(大洲市西大洲甲570番地 地内)
(6)契約の上限額 340,000千円(消費税及び地方消費税を含む)
※ ただし、保守契約に係る金額は別とする。
2 提案資格
(1) 地方自治法施行令(昭和22年政令第16号)第167条の4の規定に該当しないこと。
(2) 大洲市建設工事等入札参加資格停止措置要綱による指名停止期間中でないこと。
(3) 大洲市暴力団排除条例に基づく排除措置を受けていないこと。
(4) 愛媛県内に本店又は支店若しくは営業所を有する者であること。
(5) 過去5年間以内に市立大洲病院と同程度(病床数150床を下限とする。)若しくはそれ以上の病床数の病院において、オーダリングシステムを核とした病院情報システムの導入実績を有するものであること。
(6) 保守体制が整備され、ハードウェア、ソフトウェアの障害に対し、統一窓口で24時間受付対応が可能であり、迅速に対応ができるものであること。
3 受託者を特定するための評価基準
(1) 設置及び保守管理事業者の選定は、公募型プロポーザル方式で行う。
(2) プロポーザルに参加しようとする場合は、下記5の提出書類を提出すること。
(3) 市立大洲病院情報システム構築業務プロポーザル評価審査委員会が、提出書類及び提案内容の説明(プレゼンテーション)により審査した上で、最高の評価を得た提案者を設置及び保守管理業務事業者として選定する。
(4) 選定に当たっては、評価基準(別紙2)に基づき評価を行う。
4 参加意向申出書の提出期限、場所及び方法等
(1) 提出期限
平成25年 6月19日(水) 午後5時必着
(2) 提出場所
〒795−8501 愛媛県大洲市西大洲甲570番地
市立大洲病院 事務課
電話 0893−24−2151
FAX 0893−24−0036
(3) 提出方法
事務課に提出するか、郵送により行うこと。
(4) 提出書類等
参加するものは、次の書類を提出するものとする。
@ プロポーザル参加意向申出書(様式1) 1部
A 添付書類
ア 定款
イ 登記事項証明書又は登記簿謄本
ウ 直近の収支予算書及び事業計画書並びに収支計算書及び事業報告書(貸借対照表、損益計算書、キャッシュフロー計算書等を含む)
エ 会社概要(設立趣旨、事業内容、従業員数、資本の額その他経営規模など会社の概要が分かるもの)
オ 導入実績報告書
※ ただし、大洲市に一般競争(指名競争)入札参加資格審査申請により資格を有しているものについては、その申請書の写しを添付することにより、ア、イ、及びウの提出を省くことができる。
(5) 提案資格確認結果通知
提案資格の確認結果は6月24日(月)までに、全ての申出者に文書で通知する。
5 提案書等の提出期限、場所及び方法等
(1) 提出期限
平成25年7月9日(火) 午後5時必着
(2) 提出場所
前記4(2)に同じ
(3) 提出方法
事務課に提出するか、郵送により行うこと。
(4) 提出書類等
提案書等の提出書類については次の書類とし、(1)、(2)、(3)に基づき提出すること。なお、提出期限までに到達しなかった場合は、本手続きに参加できない。
また、提案書は1業者1件まで提出することができる。
@ 提案書(5部)
(ア) 提案書の形式は、A4サイズ(縦書き・横書きは不問)とする。
(イ) 提案書の頁数は、記載事項内容を含めて各システム4ページ以内とする。(表紙は除く。)
(ウ) 提案書の内容は、高度な専門知識を有しない者でも理解できるよう分かりやすく表現すること。
(エ) 提案書には、A、B、C、Dの書類を添付すること。
A 要求仕様書兼回答書(電子媒体でも提出すること。)(1部)
B 見積書(必要な保守管理業務に係る見積書は別途添付すること。)(1部)
(見積書は、システム単位に定価金額(円単位)、納入金額(円単位)を記載すること。)
C カタログ等提案物品の企画・仕様がわかる資料(2部)
D その他提案に必要な書類(1部)
(5) 要求仕様書兼回答書の作成要領
要求仕様書兼回答書のうち、各業務アプリケーション機能等については、要求する全機能について「対応可否」及び「備考」の各欄への記入が必要である。
○:パッケージ実装済み
△:代替機能で実現、若しくはカスタマイズ(無償)により実装予定
×:パッケージに実装しておらず、実装する予定も無いと考えているもの
特記事項があれば、「備考」欄に記入すること。「対応可否」が△と×には必ず記載すること。
原則、全て実装することを期待しているが、代替機能があれば△を記入し、「備考」欄にその旨を記載すること。
必須機能であるが既存のパッケージには実装していないものについては△か×を記入し、△についてはカスタマイズ(無償対応とすること)で対応する等の旨を「備考」欄に記入すること。
(6) 受託事業者決定までの手順
以下の手順により、当組合の職員で構成する市立大洲病院情報システム構築業務プロポーザル評価審査委員会において総合的な評価・審査を行い、事業者を選定し、業務受託事業者を決定する。
@ 第1次審査(書類審査)
参加申込者が多数の場合は、「応札仕様書」「提案書」「見積書」の記載内容を基に、第2次審査対象者を3者程度に絞り込む。審査結果は参加申込者に通知する。
A 第2次審査(提案書・プレゼンテーション(デモ))
評価基準に基づいて審査を行い、業務受託予定者を優先交渉業者として、1者選定する。審査結果は参加事業者に通知する。
(7) プレゼンテーション(デモ)実施の詳細
@ 実施場所
市立大洲病院 3階 講義室
A 実施日時
平成25年7月19日 午後3時から
B プレゼンテーション内容
・提出書類に基づきプレゼンテーションを実施
・各参加事業者の持ち時間は50分とする。(説明時間40分、質疑応答10分)
・プレゼンテーションで、パソコンやプロジェクター等の機器を使用する場合は、各自で準備すること。また、機器等の設定に要する時間は、プレゼンテーションの時間に含まないものとする。
(8) 選定結果通知及び公表
審査の結果は全ての提案者に対し文書で通知する。
また、審査結果に係る照会及び異議申し立て等は受理しないこととする。
6 内容に関する質疑等
(1) 応募に関する内容その他質疑がある場合は、必ず文書で4(2)の担当部署に対して行うこととし、直接現場担当者に対して質問等をしないこと。
(2) 質疑書の提出期限は、平成25年7月2日(火)までとする。
(3) 質疑に対する回答書を作成した場合は、平成25年7月5日(金)までに4のホームペ−ジで閲覧に付す。
7 契約手続等
(1) 特定者の決定後、提案書提出者全員に対し、結果通知書により結果を通知するとともに、特定者の提案に対して、見積依頼書により改めて契約に向けた交渉を行う旨を通知する。
その場合、提案内容によっては評価審査委員会の審査により契約内容を変更する場合がある。
(2) 第1位の提案と契約に至らなかった場合には、第2位の提案に対して(1)と同様に交渉する。第2位の提案と契約に至らなかった場合も以下同様とする。
(3) (1)の交渉の後、両者間の同意により、随意契約を締結する。
8 提案資格の喪失等
(1)提案者が契約締結をするまでの間において、次のいずれかに該当するときは、
当該契約に係る提案を行うことができないものとし、既に提出された提案書は
無効とする。
@ 2に規定する提案資格を満たさないこととなったとき。
A 参加意向申出書及び提案書等に虚偽の記載をしたとき。
9 病院の概況
所在地 愛媛県大洲市西大洲甲570番地
病床数 一般病棟 154床
結核病棟 26床
計 180床
入院患者数
平成22年度 35,892人
平成23年度 36,252人
平成24年度 35,754人
外来患者数
平成22年度 101,456人
平成23年度 96,370人
平成24年度 94,499人
10 その他
(1) 提出書類については、当病院が依頼した場合を除き、提出後の追加及び変更を認めない。
(2) 提出書類の作成に要する一切の費用については、提案者の負担とする。
(3) 提出書類は返却しない。