日本医療機能評価(Ver4.0)認定!!
市立市立大洲病院では、この医療機能評価の認定をめざし、平成15年5月医療機能評価準備会を設置し、病院をあげて取得のための様々な取り組みを行ってきました。
平成16年7月15日から3日間、日本医療機能評価機構から派遣された4名の訪問調査者(サーベイヤー)による訪問審査を受け、事前に実施された書面審査と合わせての審査の結果、患者数に対する法定医師数が不足しているとの指摘により認定留保となっておりました。
その後、医師不足の状態が続いておりましたが、平成18年5月から研修医の受入をはじめ、医師の確保に努め、再審査の結果、平成18年10月16日をもって、医療機能評価(Version4.0、一般病院)の認定をいただきました。
今後も認定に相応しい病院であり続けるため、患者様が安心して質の高い医療が受けられるよう、努めてまいります。
医療機能評価では次のことが評価されました。
6領域(大項目 72、 中項目 178、 小項目577)
1.病院組織の運営と地域における役割
病院の基本方針と中・長期計画や病院全体の管理体制、情報管理機構の整備、地域の保健・医療・福祉施設との 連携について
2.患者の権利と安全の確保
患者の権利の尊重や患者に十分な説明をし同意を得る体制の確立、患者の安全確保の体制について
3.療養環境と患者サービス
来院者への接遇と案内、患者・家族の医療相談の体制やプライバシー確保への配慮、療養環境の整備等について
4.診療の質の確保
診療の質を確保するための基本的な活動や診療を支える各部門の機能、また、患者の診療経過を視点において、適切な診療活動が展開されているか等
5.看護の適切な提供
看護提供における理念と組織的基盤の整備、看護職員の能力開発、また、患者の看護経過を視点において、適切な看護活動が展開されているか等
6.病院経営管理の合理性
人事管理、財務・経営管理、施設設備管理等の合理性と適切性や訴訟等への適切な対応等